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Q18 開始時刻と終了時刻の間を埋めて分析する

導入

(こちらの問題を解いた上でのチャレンジを推奨します)

前回の問題では時刻を任意の分数で丸め、緊急治療室(以下ERと表記)に到着した患者数を時刻単位ごとに分析しました。
ただし実際にはERに到着してから実際に治療を受けるまでの間には待ち時間があります。
ERの利用状況を詳細に可視化し、人員強化などリソース最適化を検討するために、到着時刻だけではなくその後の待機時間も含めた状況を可視化したいです。

例えば30分単位での分析として…14:00に搬送された患者は、前回の問題では14:00-14:30の枠として集計されました。
ただし実際にはこの患者は到着後に40分の待機時間があった場合、14:40までERの使用に関係しています。端的に言えば、14:00-14:30および14:30-15:00の2つの時間単位について、ERに関わるリソースを必要としています。

ただし元データには、各患者について到着時刻、待機時間、待機終了時間の1行しかありません。
このような場合に、上記のような複数の集計単位にまたがる分析を行うための方法を、この問題を通して実践してみてください。

問題Workbook

(クリックしてTableau Publicに移動)

解答要件

  • ダッシュボードサイズ: 1000 x 800 px
  • シート数: 2
  • 年四半期でデータをフィルタできるようにする。
  • 30分単位で時刻を丸め、各30分単位に含まれる待機患者数を可視化した棒グラフを作成する。
    • 例: 0:00に到着し、40分間待機した患者の場合、0:00-0:30および0:30-1:00の2か所に含まれるようにする。
    • 各30分単位に含まれる患者数のラベルを表示する。
    • 患者数で色付けする(任意の色でOKです)。
    • 棒グラフの幅は30分とする。
    • 軸目盛は2時間単位とする。
  • 患者の詳細データの表を作成する。ただし患者は時刻の昇順 (日付は考慮しない) で並び替える。
  • 棒グラフを選択すると、選択された時刻単位で患者詳細データをフィルタできるようにする。
  • Vizの見た目とツールヒントを極力一致させる。
    • 時刻の書式設定に注意すること。

データセット

#RWFD Healthcare – ERデータを加工したデータ(Hospital ER (date_end Added).csv)および本問題用のダミーデータ(Densification Dummy.csv)を使用する。
データはこちらから
参考: #RWFDのページはこちらから。

  • Relation機能またはJOINを使用します。
    結合キーには以下の計算式が必要になるかもしれません。
    DATEDIFF(
         ‘minute’
         , (30分単位で丸められたDate Start)
         , (30分単位で丸められたDate End)
    )

参考/インスピレーション

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