導入
Superstoreでは各年月の売上や顧客数を定点観測しています。そこから一歩進んだ顧客分析として、各月に購入してくれた顧客は、その後リピート購入しているのかを分析したいです。
特に購入月の翌月や翌々月に再購入をしてくれているかを明らかにしたいです。
(継続的にリピートしている顧客は売上により貢献する傾向がある、という知見が既に得られている、というような背景を想定してください)
以下、購入月の翌々月までに再購入をした顧客をロイヤル顧客と呼びます
この問題ではロイヤル顧客の割合を、各年月ごとに可視化します。
問題Workbook
(クリックしてTableau Publicに移動)
解答要件
Basic
- ダッシュボードサイズ: 1000 x 800 px
- シート数: 2
- オーダー日の各年月ごとに、ロイヤル顧客の割合を計算し、線グラフで表す。
- ある年月におけるロイヤル顧客の割合の定義は以下の①÷②で定義する:
- ① その月に購入した顧客のうち、翌々月までに再購入した顧客数
- ② その月に購入した顧客数
- 例:2020年5月では68人中9人が2020年7月までに再購入しているので、ロイヤル顧客の割合は約13.2%
- ある年月におけるロイヤル顧客の割合の定義は以下の①÷②で定義する:
- 年ごとに色をつけ、色の凡例を表示する(色は自由)。
- 凡例をクリックしたとき、対応する年がハイライトされるようにする。
- 2023年11月以降は翌々月までのデータがないため、グラフが表示されないようにする。
- Vizの見た目とツールヒントを極力一致させる。
- (Hint) 顧客ごとに各年月の売上を見る必要があるので、表計算を使う必要があります。
Advanced
- 上記Basicsの要件に加え、以下のように見た目を変更する。
- 線グラフは2023年のみ表示されるようにする。
- 各月の最大と最小の範囲を可視化する。
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データセット
Sample Super Store 2023.1を使用
データはこちらから
Disclaimer
練習のためTableau Desktopで行いましたが、今回のような顧客ごとに年月の前後を参照してフラグ付けする処理は、実務上はTableau Prep / SQL / ETLツール側に処理を任せた方が良いと思います。
(Superstoreは800名程度の顧客数なのでマーク数はTableauが処理できる数に納まっていますが、実務データでは顧客数はもっと多いはずなので)
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